和歌山太陽誘電は、従業員が心身ともに健やかに働くことができる職場づくりに継続して取り組み、組織の活力や生産性を向上をさせ、企業価値向上へつなげます。
経営理念のひとつである「従業員の幸福」の実現に向け、従業員一人ひとりがやりがい、働きがいを感じながらそれぞれの個性や、持てる能力を十分に発揮し、活気ある職場づくりを行うためには、「従業員の心身の健康」が重要な経営課題だと考えています。
上記に向け、従業員及びその家族が豊かで充実した生活を送ることのできるよう、組織的な推進体制を通じて、健康増進支援と健康意識向上を図っていきます。
代表取締役社長 稲葉 一夫
当社は健康保険組合と協力して「生き活き健康事業所宣言」を行い健康経営に取り組んでいます。毎年全従業員を対象に健康診断を実施し、その結果を活用して食事や運動といった生活習慣の改善指導を行っています。今後は「治療から予防へ」をテーマに、従業員一人ひとりが健康的に働くことができる職場環境づくりに取り組んでいきます。
わかやま健康づくりチャレンジ運動に登録し、「従業員の健康づくり」を推進しています。
指標 | 主な施策 | 食事 |
野菜不足を補うため、会社で注文する注文弁当内の野菜メニューを充実させています。 社員食堂の自販機は全カロリー表示しており、健康を意識して商品選択できる環境を整備。 |
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非喫煙 |
2021年4月1日から敷地内全面禁煙開始。 卒煙サポートとして、2024年5月より通年で「卒煙チャレンジキャンペーン」を実施。3コース準備して卒煙希望者を支援しており、参加者全員に奨励金を付与、卒煙成功者には追加の奨励金を支給。 |
運動 |
健康保険組合主催のウオーキングキャンペーンを実施。 |
ストレス |
産業医・保健師・カウンセラーへ健康相談できる機会を毎月設定し、従業員が相談しやすい環境を整備。 新入社員は定期的に健康管理担当者と面談する機会を設け重点的にフォローアップ実施。 年1回ストレスチェックを実施、高ストレス者へ面談サポートを行う。 定期的に管理監督者を対象としたラインケア研修を実施。 |
弊社のこれまでの健康経営活動が評価され、健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)に認定されました。この結果に満足することなく、さらなる従業員の健康増進・活力向上を追求し、取り組みを展開して参ります。
積極的に従業員の健康づくりに取り組む事業所として、和歌山県が独自に認定書証を発行する「わかやま健康推進事業所」に認定されました。
太陽誘電健康保険組合が主催するウォーキングイベントに合わせ、弊社独自に参加賞等を進呈することで、従業員みなさんが楽しく運動習慣をつけるためのサポートを行っています。
またアプリを使ったイベントなので、アプリの取り込みが不安な方のために、R6年よりアプリ取り込みや歩数連携の説明会を開催する等のサポートも行っています。
年1回実施している定期健康診断の結果より生活習慣病リスクの高い方を特定し、保健師や管理栄養士による特定保健指導を実施しています。1人でも多くの社員に健康意識を高めてもらいたいとの思いから、当社では対象者一人一人の日時を決めて通知し、全て就業時間内に実施しています。
近年特に力を入れてきた活動で、国が求める特定保健指導の実施率55%に対し、当社の実施率は2021年度以降高い水準を保っています。
過重労働による健康障害の防止に向け、2017年から1ヶ月または1週間の労働時間が一定時間を超過した従業員とその上長にアラームメールを配信するシステムを導入し、長時間労働の抑制に努めています。また、時間外労働が1ヶ月76時間または3ヶ月平均60時間を超えた従業員には、産業医の指示により面接を実施し、健康確保を図る措置を行っています。
労働時間、有給休暇取得率に関する状況は以下のとおりです。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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所定労働時間(月平均) | 164時間 | 163時間 | 162時間 | 161時間 | 161時間 |
所定外労働時間(月平均) | 21.3時間 | 22.2時間 | 18.5時間 | 16.4時間 | 15.5時間 |
有給休暇取得率 | 60.4% | 71.4% | 71.2% | 76.2% | 83.1% |